エントリーモデルなら1~2万円台で購入できる機種も増えています。
使う用途もあまりないから、低スペックでいいんじゃない!?
安く済すむならそれでいいじゃん!?
そう考えて、あまりスマホの機能が分からず買い替えを検討している人は、エントリーモデルを選ぶ人も多いのではないでしょうか。
その考えのあなたは買い換えて後悔する可能性あり!!
私はスマホを買うなら、ミドルスペック以上の機種をオススメします!!
スマホだけでなく、安いものを買って使わなくなった、結果的に買い換えて高くついた!!
なんて経験はありませんか?
スマホにも同じ事が言えます。
あなたがスマホ選びに失敗しない為に、スマホを買うならミドルスペック以上にすべき5つの理由について、詳しく解説します。
本記事を読めば、エントリーモデルを買って、結局新しいスマホに買い換えて高くついた(汗)
高い金額を出してフラッグシップモデルを買って、結局オーバースペックになった(汗)
なんて事が無くなります!!
結果、適正な金額で長く使える機種に出会えれば、節約にも繋がります!!
節約したお金を別に使う、投資をするなど、他の事に使えて一石何鳥にもなったりします!!
スマホの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください!!
結論
結論から先に言うと、下記の5つになります。
- 必要な機能が搭載されている可能性が高い
- 処理性能が十分でストレスフリーに使える
- カメラ性能もそれなりに高い
- ディスプレイ性能もまずまず優秀
- 価格が安くコスパが良い
↓↓私のオススメミドルレンジ5選です!!
必要な機能が搭載されている可能性が高い
ミドルレンジ以上のスマホは、必要十分な機能が搭載されている可能性が高いです。
・あると便利な機能
- NFC、FeliCa(おサイフケータイ)
- ワイヤレス充電
- 防水・耐塵性能
NFC、FeliCa(おサイフケータイ)
NFCは、国際規格の近距離無線通信技術です。
NFC対応のスマートフォンと端末を近づけるだけで、データのやり取りや決済を行うことができます。
最近ではマイナンバーカードをNFCでスマホに読み取っています。
他にも、スマホにクレジットカード情報を設定する、かざすだけで決済が完了する機能もこのNFCが利用されています。
今後NFCの使用頻度は今よりもっと増加していくので必要な機能です。
Felicaは、日本独自の非接触ICカード技術です。
Felica対応のスマートフォンと端末を近づけるだけで、交通系ICカードや電子マネーの機能を利用することができます。
交通系ICカードでは、SuicaやPASMOなどの機能を利用することができます。電子マネーでは、iDやQUICPayなどの機能を利用することができます。
Felicaは日本独自の非接触通信規約なので、今後NFCを使用するケースは多くなります!!
項目 | NFC | FeliCa | 補足 |
---|---|---|---|
規格 | 国際標準規格 | ソニー独自規格 | NFCはFeliCaを含む複数の規格を包含 |
通信速度 | 106kbps~847kbps | 212kbps、424kbps | FeliCaの方が高速 |
データ転送量 | 数百バイト~数キロバイト | 数キロバイト | FeliCaの方が大容量 |
セキュリティ | 暗号化技術を用いて安全 | 独自のセキュリティ技術でより安全 | FeliCaは改ざん・偽造防止に優れる |
利用シーン | 世界中で利用可能 | 主に日本国内で利用可能 | 海外旅行ではNFCの方が利用機会が多い |
具体的な例 | モバイルSuica、Google Pay、Apple Pay | Suica、PASMO、Edy | 交通系ICカードはFeliCaが主流 |
対応機種 | Android、iOS、一部のWindows Phone | Android、一部のiOS | FeliCa対応機種はNFC対応機種を含む |
ワイヤレス充電
ワイヤレス充電は、ケーブルを接続する必要がなく、置くだけで充電できる便利な機能です。
有線ケーブルより充電速度は遅くなりますが、接続の手間、ケーブルの煩わしさから解放されます。
※Qi対応などと言われQiは「チー」と読みます。
無くても困らない機能ですが、有るととても便利な機能です!!
防水・耐塵性能
防水・耐塵性能はIPという規格で表されます。
例えば、IP67の場合、6が防塵性能、7が防水性能を表す数字です。
個人的には防水性能は5以上がオススメ!!
下記に一覧を表示します。
等級 | 防塵性能 | 防水性能 |
---|---|---|
0 | 固形物の侵入を保護しない | 防水性能なし |
1 | 直径50mm以上の固形物の侵入を保護 | 垂直落下する水滴による保護 |
2 | 直径12.5mm以上の固形物の侵入を保護 | 15度の角度から60秒間、1分あたり3mmの水滴による保護 |
3 | 直径2.5mm以上の固形物の侵入を保護 | 60度の角度から60秒間、1分あたり3mmの水滴による保護 |
4 | 直径1mm以上の固形物の侵入を保護 | あらゆる方向からの水の飛沫による保護 |
5 | 動作異常になるほど粉塵が侵入しない | あらゆる方向からの水の噴射による保護 |
6 | 粉塵が侵入しない | あらゆる方向からの強い水の噴射による保護 |
7 | - | 一定時間、水圧のある状態でも内部に水が侵入しない |
8 | ー | 一定時間、高圧水の噴射を受けても内部に水が侵入しない |
このIP等級は取得にお金がかかるので、コスト削減の為に防水性能はあるが、IP等級を取っていないケースもあります。
しかし、取得していないという事は、性能が有ったとしても、そこまで高い性能は無いという事なので過度な期待は厳禁です!!
高い性能なら売りになるので、取得しいますよね(汗)
処理性能が十分でストレスフリーに使える
スマホの処理性能は、アプリの動作速度やゲームのプレイ感覚に大きく影響します。
ミドルスペック以上のスマホでも処理性能は十分に高いので、アプリの動作がスムーズで、ゲームも快適にプレイできます。
特に、SNSや動画視聴など、日常的に利用するアプリやゲームは、処理性能が低いスマホだと、動作がカクカクしたり、画面がフリーズしたりしてしまうことがあります。
ミドルスペック以上のスマホなら、そういったストレスを感じることなく、快適に使えるでしょう。
スマホの処理性能は、主に以下の要素によって決まります。
- CPU
- GPU
- RAM
CPUについて
CPUは、中央処理装置の略で、スマホの頭脳にあたります。
OSやアプリなどの処理を担い、スマホの総合的な性能に大きく影響します。
ミドルスペックのCPUは、ハイエンドモデルと比べて性能が劣りますが、Web検索やSNSなら十分に快適に使うことができます。
また、CPUの性能を客観的に評価する指標として、ベンチマークスコアがあります。
ベンチマークテストは、CPUの処理能力を測定するテストで、スコアが高いほど性能が高いことを表します。
有名なベンチマークテストには、AnTuTuやGeekBenchなどがあります。
私はよくAnTuTuベンチマークをみてスマホを評価しています。
GPUについて
GPUは、グラフィック処理装置の略で、3Dグラフィックスの描画処理を担います。
3Dゲームや動画再生などの、グラフィック処理の負荷が大きい用途で重要になります。
ミドルスペックのGPUは、ハイエンドモデルと比べて性能が劣りますが、軽めのゲームや動画再生なら十分に快適に使うことができます。
AnTuTuベンチマークの総合点数40万点前後が一つの目安になります!!
RAMについて
CPUは、スマホの頭脳とも言える部品で、アプリやゲームの処理を担います。
RAMは、アプリやゲームのデータを一時的に保存するメモリで、CPUの処理効率に大きく影響します。
RAMの容量は、作業台の広さによく例えられます。
作業台が広ければ、多くの材料や道具を置くことができ、作業効率が向上します。
最近は、仮想でRAM容量を増やす機能もありますが、体感として申し訳程度にしか機能しません。
仮想RAMで容量が増やせるからいいやではなく、やはり物理的なRAM容量の高いものを選びましょう!!
基準としては「6GB」、もう一つ上の「8GB」有れば安心です!!
カメラ性能もそれなりに高い
スマホのカメラ性能も、近年は高性能化が進んでいます。
ミドルスペック以上のスマホは、高画素のカメラを搭載しており、きれいな写真や動画を撮ることができます。
特に、夜景や暗い場所でも、ノイズを抑えてきれいな写真を撮れる点は、エントリーモデルにはないミドルスペック以上のスマホの大きなメリットです。
また、AIによる自動補正機能も充実しているので、初心者でも簡単にきれいな写真を撮ることができます。
近年は画素数だけでなくソフトによる画像加工が発達した、メーカー独自の加工ソフトの良し悪しも含めカメラ性能を判断する必要があります。
ディスプレイ性能もまずまず優秀
ミドルスペックになると画面はほぼ有機ELディスプレイになります。
処理性能に特化し過ぎて、液晶になる場合は有りますが(汗)
画面の解像度やリフレッシュレートが高くなるため、映像やゲームの視聴が楽しめます。
エントリーモデルの画面は、ミドルスペック以上のスマホに比べて解像度やリフレッシュレートが低い事が多く、視聴やゲームが不鮮明になることも多々あります。
特に、高画質な映像やゲームを楽しみたい人は、画面の解像度やリフレッシュレートの高いミドルスペック以上のスマホを選ぶほうがよいでしょう。
リフレッシュレートは数値が高いほど画面の動きが滑らかになります。
ミドルスペックでは90Hz、ハイエンドでは120Hz可動式が一般的です。
滑らかな動きになる高リフレッシュレートですが、デメリットは、バッテリーの消費量が増えることも挙げられます。
動きを滑らかにするには、動作が多くなるので、その分電力は使いますよね!!
価格が安くコスパが良い
円高の影響もあり、フラッグシップモデルのスマホは高騰しています。
ミドルスペックのスマホは、高スペックながらも価格が安いので、コストパフォーマンスに優れています。
現在、ハイエンドモデルのスマホの価格は、10万円以上のものがほとんどです。
一方、ミドルスペック以上のスマホの価格は、一般的に3万円台から7万円台です。
ミドルスペック以上のスマホは、処理性能やカメラ性能、ディスプレイやバッテリー性能などのスペックが十分に高く、日常的な使用からゲームや動画撮影まで、幅広い用途で快適に使うことができます。
そのため、ミドルスペックのスマホを選ぶことで、価格を抑えながらも、十分な性能を備えたスマホを手に入れることができます。
まとめ
スマホは、私たちの生活に欠かせないツールです。
日常生活から仕事や学習まで、さまざまな場面で使用します。
スマホを買う際には、あなたに必要な機能、処理性能やカメラ性能、ディスプレイやバッテリー性能などのスペックを確認しましょう。
ミドルスペック以上のスマホを選ぶ時は、あなたが特に重点を置いていることは何か?を考えると、過不足のなく快適に使えるので生活をもっと豊かにすることができます。
また、価格も重要なポイントです。
ミドルスペック以上のスマホは、高スペックながらも価格が安いので、コストパフォーマンスに優れています。
ミドルスペックスマホはエントリーモデルのように使っていった時のスペック不足、ハイエンドのようにオーバースペックになりにくいです。
これであなたもライフスタイルやニーズに合った、最適なスマホを選ぶ事が出来ます!!