月額を半分にしたい。LINEを気にせず使いたい。でも、どのサブ回線を選べばいいか分からない…。
楽天モバイルと組み合わせる格安SIMは、mineo・IIJmio eSIM・LINEMOの3つが人気です。
それぞれ得意分野が違うので、適当に選ぶと「昼に地図が開かない」「テザリングでギガ消費」といった失敗をしてしまいます。
今日は、3つの組み合わせを料金・通信品質・落とし穴まで一発比較。あなたに最適な組み合わせを、5分で見つけられます。
30秒まとめ

まずは結論から。以下の表で、あなたの使い方に合う組み合わせを探してみてください。
組み合わせ | こういう人向け | 月額目安 | 得意分野 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
楽天×mineo | 昼以外で常時通信したい | ¥2,068〜 | 低速常用、地図・SNS | 昼混雑、3日10GB制限 |
楽天×IIJmio eSIM | とにかく最安で済ませたい | ¥1,518〜 | 節約・安定のバランス | eSIM端末対応必須、再発行¥220 |
楽天×LINEMO | LINEを無制限で使いたい | ¥2,068〜 | LINEギガフリー、家族・仕事分離 | テザリング中は対象外多め |
mineoは常時低速で快適。1.5Mbpsまたは5Mbpsで使い放題なので、地図やSNS中心なら十分です。ただし昼12〜13時は混雑します。
IIJmio eSIMは最安。2GBなら月440円、5GBでも660円で済みます。eSIM対応端末なら即日開通も可能です。
LINEMOはLINEギガフリー。トーク・通話・ビデオ通話が使い放題。家族や仕事用アカウントを分けたい人に最適です。
料金シミュレーション
具体的な月額を3パターンで比較します。すべて税込、楽天の通話はLink利用を想定しています。
ライトユーザー(データ6GB以内)
- 楽天×mineo(マイそく1.5Mbps):¥2,068(楽天¥1,078+mineo¥990)
- 楽天×IIJmio eSIM(2GB):¥1,518(楽天¥1,078+IIJ¥440)
- 楽天×LINEMO(3GBミニ):¥2,068(楽天¥1,078+LINEMO¥990)
標準ユーザー(データ20GB以内)
- 楽天×mineo(マイそく5Mbps):¥4,378(楽天¥2,178+mineo¥2,200)
- 楽天×IIJmio eSIM(5GB):¥2,738(楽天¥2,178+IIJ¥660)
- 楽天×LINEMO(3GB):¥3,168(楽天¥2,178+LINEMO¥990)
ヘビーユーザー(データ20GB超)
- 楽天×mineo(マイそく5Mbps):¥5,478(楽天¥3,278+mineo¥2,200)
- 楽天×IIJmio eSIM(10GB):¥4,778(楽天¥3,278+IIJ¥1,500)
- 楽天×LINEMO(20GB):¥6,006(楽天¥3,278+LINEMO¥2,728)
注意点:標準〜ヘビーユーザーは楽天単体も検討を
mineoの実際の速度感や3日10GB制限の回避テクニックは、楽天×mineoの詳細ガイドで実測データと合わせて解説しています。
✅どの組み合わせも楽天モバイルが軸になります。まずは最新キャンペーンを確認してみましょう。
速度・使い勝手はどう違う?

料金だけでは判断できません。通信品質と使い方を見ていきましょう。
時間帯別の実力
昼休み帯(12〜13時)が最大の分かれ目です。
mineoのマイそくは、この時間帯に32kbpsまで制限されます。地図やSNSでも読み込みに時間がかかります。Wi-Fiが使える環境なら問題ありませんが、外出先では厳しいです。
IIJmio eSIMは、昼でも軽量なブラウジングやLINEトークは可能。動画やSNSの画像読み込みはやや遅くなりますが、mineoほど極端ではありません。
LINEMOは、昼でもLINEがギガフリー対象。トーク・通話・ビデオ通話は快適に使えます。
通勤・夕方帯(7〜9時、17〜19時)は、3サービスとも実用レベル。mineoの1.5Mbpsでも地図やSNSは問題なく使えます。
基本の使い分けルール
どの組み合わせでも、以下のルールは共通です。
- 通話=楽天Link:無料通話が使えます
- データ通信=サブ回線:常時通信やLINE集中はサブに任せます
- テザリング=楽天:LINEMOはテザリング中のギガフリー対象外が多いので注意
mineo向きシーン:在宅副業で常時通信したい、地図ナビを頻繁に使う、お昼はWi-Fiまたは楽天に切替え
IIJmio eSIM向きシーン:最安で済ませたい、eSIM対応端末を持っている、外出は少なめ
LINEMO向きシーン:家族とのLINE通話が多い、仕事用と私用でアカウントを分けたい
IIJmio eSIMのデータ量の決め方と役割分担の設定は、楽天×IIJmio eSIMの詳細ガイドで具体的な手順を確認できます。
✅もっと掘り下げたい人は楽天モバイル×格安SIMの最強組み合わせ5選(月額シミュ付き)へ。用途別の最適解と注意点を一発比較。
失敗しないための注意点3つ

それぞれに落とし穴があります。事前に知っておけば回避できます。
mineo:昼混雑&3日10GB制限
何が起きるか:昼12〜13時は32kbpsに制限されます。地図が開かない、LINEの画像が送れないことも。3日間で10GB使うと、翌日は速度制限がかかります(1.5Mbpsプランの場合)。
回避策:
- 昼はWi-Fiを使う(コンビニやカフェで一時的につなぐだけでもOK)
- 重い作業(動画ダウンロード、アプリ更新)は朝晩に済ませる
- 5Mbpsプランなら3日制限はありません
IIJmio eSIM:再発行¥220&端末対応
何が起きるか:機種変更や端末の初期化で、eSIMの再発行が必要になります。その都度¥220かかります。eSIM非対応の端末では使えません。
回避策:
- 機種変更前に、新しい端末のeSIM対応を確認する
- QRコードを保存しておく(スクリーンショット、印刷)
- 心配なら物理SIMのデータプランも検討できます
LINEMO:テザリング中のギガフリー対象外
何が起きるか:テザリング経由のLINE通話は、ギガフリー対象外です。通信量を消費してしまいます。写真の自動バックアップがオンだと、LINE以外の通信量が膨らみます。
回避策:
- テザリングは楽天モバイルを優先する
- LINEは本体で使う(テザリング経由では使わない)
- 写真の自動バックアップはオフにして、Wi-Fi接続時のみにする
LINEMOのギガフリー対象範囲の最新情報と、テザリング時の通信量を抑える具体的な設定は楽天×LINEMOの詳細ガイドで徹底解説しています。
💡落とし穴を理解したら、次は楽天モバイルの三木谷キャンペーンをチェック。通常より大幅にお得になります。
申込み〜設定の5ステップ

どの組み合わせでも、基本の流れは同じです。
- 申込み:楽天モバイルを先に申し込み、開通後にサブ回線を申し込みます
- 本人確認:eKYCを使えば最短即日。免許証やマイナンバーカードを用意しておきましょう
- プロファイル/APN設定:iPhoneはプロファイルをダウンロード。Androidは手動でAPN情報を入力
- デュアルSIM優先設定:通話=楽天、データ=サブに割り当てます
- 動作確認:テザリング、LINE通話、アプリ更新で最終チェック
🌟あなたに最適なのはどれ?
迷ったら、以下のフローで選んでみてください。
- LINE最優先 → LINEMO(家族や仕事で毎日使うならギガフリーは強力)
- 最安重視&eSIM対応 → IIJmio eSIM(月¥1,200台で済みます)
- 常時低速で快適 → mineo(昼の外出が少ないなら最適)
- 昼も安定したい → LINEMO or IIJmio(mineoは昼が厳しい)
よくある質問 (FAQ)

- Qどれが一番安いですか?
- A
IIJmio eSIMの2GB(¥440)が最安です。楽天と合わせて月¥1,518。ただしeSIM対応端末が必須です。
- Q昼に強いのはどれですか?
- A
用途次第です。LINE中心ならLINEMO。軽量なブラウジングやSNSならIIJmio。mineoは昼12〜13時が厳しいです。
- Q1.5Mbpsで動画は見られますか?
- A
480pなら再生できます。ただし混雑時は読み込みに時間がかかります。720p以上を見たいなら5Mbps推奨です。
- Qテザリングはどれが良いですか?
- A
楽天モバイルを基本にしましょう。LINEMOはテザリング中のギガフリー対象外が多いです。
- Q通話の最適解は?
- A
楽天Linkが基本です。無料で使えます。音質が気になるなら、10分かけ放題(¥1,100/月)を追加できます。
- 昼の安定が最優先 → LINEMOのギガフリー運用と注意点はこちら
- 通信は軽め&最安重視 → IIJmio eSIMの最安サブ構成はこちら
- 常時低速でラフに使いたい → mineo「マイそく」1.5/5Mbpsの実力はこちら
まとめ

最後に判断ポイントを整理します。
- コスト最優先:IIJmio eSIM(月¥1,200台で済みます)
- LINE無制限:LINEMO(家族や仕事で毎日使うなら強力)
- 常時通信:mineo(昼の外出が少ないなら快適)
共通ルールは、楽天で通話、サブでデータ、テザリングは楽天です。
迷ったら、各組み合わせの詳細記事で深掘りしてみてください。設定手順や実測データ、さらに具体的な使い方まで解説しています。
- 定速で日常使いをお得にしたい人は、楽天×mineo(マイそく)の記事で解説。
- 最安で月額を削りたい人は、楽天×IIJmio eSIMの記事で解説。
- LINE最優先で使いたい人は、楽天×LINEMO(ギガフリー)の記事で解説。