LINEで家族・仕事の連絡が多いなら、楽天モバイル×LINEMOの組み合わせが最適解になるかもしれません。
でも、こんな不安がありませんか?
- LINEギガフリーの対象範囲が曖昧(バックアップやテザリングは?)
- Rakuten Linkの“無料相当”通話、どこまで安心して使える?
- 結局、月額いくらになるの?
本記事では、主回線=楽天モバイル(3GB)/サブ回線=LINEMOを前提に
- 月額2,068円で実現する料金シミュレーション(楽天1,078円+LINEMO 990円)
- LINE通話・写真送受信・バックアップの実用性
- テザリング時の注意点と“よくある誤解”の回避策
- 申込み〜設定までのチェックリスト
を最短ルートで整理します。
結論は明快。
- 主要なLINE機能(トーク/音声通話/ビデオ通話)はLINEMOで原則ギガフリー(※一部対象外あり)。
- 音声通話は楽天モバイルでRakuten Linkの国内通話0円相当を活用。
- 楽天を月3GB以内(1,078円)に抑えつつ、LINEMOを“LINE専用レーン”として使う棲み分けが、月額2,068円〜でストレス少なめを実現する王道です。
まずは今の使い方を思い浮かべながら、あなたに合う“最小コスト×最大実用”のラインを一緒に決めていきましょう。
✅LINE以外の通信も安く抑えたい人は、楽天×mineo(マイそく)の現実解も要チェック
✅サブ回線コストを極限まで落とすなら、楽天×IIJmio eSIMの最安構成も
結論:誰に向く?いくら?どう設定する?

一文要約:楽天で通話&テザリング、LINEMOでLINEをギガフリー化──月2,068円〜が現実解。
🛠️推奨構成
- 主回線=楽天モバイル(3GB):音声通話(Rakuten Linkで国内通話0円相当)とテザリングを担当
- サブ回線=LINEMO(3GB):LINEギガフリーで日常連絡を”ギガ消費ゼロ”で回す
💰月額料金
合計2,068円〜(楽天1,078円 + LINEMO 990円)
※キャンペーンで実質額は変動。最新条件は公式サイトで確認を。
⚙️推奨設定
- 通話のデフォルト回線:楽天(Rakuten Link発信)
- モバイルデータ:LINEMO(LINE中心の普段使い)
- テザリング:楽天(3GB枠内で使用)
- LINE設定:写真の自動保存・バックアップはWi-Fi時のみ
🌟こんな人に最適
✓ LINE中心の連絡(トーク・通話・ビデオ通話)
✓ 月間データ3〜6GB程度
✓ 回線障害の備えがほしい
✓ テザリングは時々使う程度
⚠️向かない人
✗ LINE以外の動画視聴が多い
✗ 写真/動画の自動バックアップを常時実行
✗ 長時間テザリングでPC作業をする
→ 10GB超なら楽天単独(2,178円〜)の方がシンプル
📊LINEギガフリー対象(早見表)
機能 | 通常利用 | 速度制限時 | テザリング中 |
---|---|---|---|
トーク(テキスト/スタンプ/画像・動画) | ○ | ○ | △ |
音声通話・ビデオ通話 | ○ | ○ | △ |
VOOM | ○ | ○ | △ |
外部サイト・ニュース・バックアップ・位置情報共有 | × | × | × |
- ○ = ギガフリー対象
- △ = 報告多数だが公式の明示が弱い(要確認)
- × = 対象外(ギガ消費あり)
料金シミュレーション(税込)

前提:主回線=楽天モバイル(3GB想定)/サブ回線=LINEMO(3GB基本)
構成 | 楽天モバイル | LINEMO | 合計 | 想定使い方 |
---|---|---|---|---|
楽天3GB + LINEMO3GB(推奨) | 1,078円 | 990円 | 2,068円 | LINE中心の連絡。通話はRakuten Link。軽いテザリング。障害対策も兼ねる。 |
楽天3GB 単独 | 1,078円 | — | 1,078円 | LINEも通常カウント。冗長性なし。 |
楽天無制限 単独 | 3,278円 | — | 3,278円 | 大容量・長時間テザリング。シンプル運用。 |
楽天3GB + LINEMO20GB(非推奨) | 1,078円 | 2,728円 | 3,806円 | 動画多め。価格的に楽天無制限より高く非効率。 |
重要な注意点
ギガフリー対象外
- 位置情報共有/Live配信/スタンプショップ/ニュース記事/外部サイト遷移/位置情報共有
- これらは通常のデータ消費としてカウント
通話料について
- 楽天:Rakuten Link発信で国内通話0円相当(標準電話アプリは30秒22円)
- LINEMO:標準は30秒22円。かけ放題は有料オプション(5分:550円/無制限:1,650円)
テザリング時の扱い
- 楽天:月間データ枠に準拠(3GB枠内なら可能)
- LINEMO:LINEギガフリーのテザリング適用は△(公式明記が弱い)
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通信品質と実用性(体感の目安)

LINE通話・ビデオ通話
日常利用
- 音声通話:クリアで安定
- ビデオ通話:標準画質なら問題なし
- 混雑時間帯(12〜13時、20〜22時)は遅延が出る場合あり
写真・動画の送受信
送受信
- ギガフリー対象で軽快に動作
- 高解像度の連続送信時は一時的に遅く感じることも
バックアップ(重要)
- iCloud/Googleフォト等の自動バックアップは対象外
- 通信量が大きくなるため、Wi-Fi時のみに設定を推奨
- LINEアプリ内のトーク履歴バックアップも対象外
テザリング時の注意点
LINEアプリの通信
- ギガフリー適用の報告はあるが、公式の明記が弱い(△扱い)
- 検証方法:テザリングON → 短い通話や画像送信 → LINEMO側の利用量でカウント有無を確認
確実に対象外の通信
- OS更新
- 写真/動画のクラウド同期
- ストリーミング再生
- 外部サイト閲覧
→ 長時間のテザリング作業は楽天無制限(3,278円)の方が確実
快適に使うための設定
LINEアプリ側
- 写真の自動保存:Wi-Fi時のみ
- トーク履歴のバックアップ:手動+Wi-Fi時のみ
デュアルSIM設定
- 通話のデフォルト:楽天(Rakuten Link発信)
- モバイルデータ:LINEMO(LINE中心の普段使い)
- テザリング:楽天(3GB枠内で使用)
混雑時の対処
- イベント会場や混雑時間帯で遅い場合、一時的にデータ回線を楽天へ切替
使い方の型(設定の型化)

基本の役割分担(まずはここから)
用途 | 担当回線 | ポイント |
---|---|---|
音声通話 | 楽天モバイル | Rakuten Linkで国内通話0円相当。標準の電話アプリは使わない。 |
モバイルデータ | LINEMO | LINEのトーク/通話/ビデオを中心に使う。ギガフリーを最大活用。 |
テザリング | 楽天モバイル | 3GB枠内で使用。無制限プランなら長時間作業も可能。 |
判断の目安
- 月3GB前後 → この型が最安
- 月10〜12GB超 → 楽天単独(無制限3,278円)も検討
デュアルSIM優先設定の手順
📱iOS(iPhone)の場合
- 回線の確認
設定 → モバイル通信 → 2つの回線が追加済みであることを確認 - 音声通話のデフォルト
デフォルトの音声回線 → 楽天モバイル
※発信時は必ずRakuten Linkアプリから - モバイルデータ通信
モバイルデータ通信 → LINEMO
「モバイルデータの切り替えを許可」→ オフ(誤課金防止) - テザリング(インターネット共有)
楽天モバイル側で有効化
📱Android の場合
- SIM設定を開く
設定 → ネットワークとインターネット → SIM - 用途別に回線を指定
- 通話に使用 → 楽天モバイル
- モバイルデータに使用 → LINEMO
- 自動切替を無効化
データの自動切替 → オフ(誤課金防止) - テザリング
楽天モバイル回線側でON
LINEアプリの最適化(ムダなギガ消費を防ぐ)
写真の自動保存
- LINE設定 → 写真と動画 → Wi-Fi接続時のみ保存
- 高解像度の連続送信で詰まるのを防止
バックアップ
- トーク履歴のバックアップ → 手動実行+Wi-Fi時のみ
- iCloud/Googleフォト等のクラウド同期もWi-Fi時のみに変更
- ⚠️ これらはギガフリー対象外
1分チェックリスト(導入時)
設定完了後、以下をチェックしてください。
- [ ] 発信はRakuten Linkで固定(標準電話アプリは使わない)
- [ ] データ回線はLINEMOに設定
- [ ] データの自動切替はオフ(誤課金防止)
- [ ] テザリングは楽天側でON
- [ ] LINEの写真自動保存=Wi-Fi時のみ
- [ ] LINEバックアップ=手動+Wi-Fi時のみ
- [ ] 大容量アップロードはWi-Fiで実施
すべてチェックできたら、設定完了です。
申込み〜設定の最短ルート(チェックリスト)

料金・実用性・設定の型が分かったら、次は実際に始めるだけです。
このチェックリストは、申込み順序から動作テストまで、迷わず進められる最短ルート。
すべて完了すれば、主=楽天(通話・テザリング)/サブ=LINEMO(LINE集中)の型が安定稼働します。
0. 事前確認(5分)
[ ] デュアルSIM対応端末、MNP予約番号(必要時)、本人確認書類、支払い方法、Wi-Fi環境を準備
1. 申込み(順番が重要)
楽天モバイルを先に申込み → LINEMOを申込み
⚠️ キャンペーンは申込み前エントリーが必須(後からだと適用されない)
2. 回線開通・APN設定(15〜30分)
📶楽天モバイル
- 開通手続き(my 楽天モバイル)
- Rakuten Link初期設定(SMS認証まで)
⚠️ これをしないと無料通話が使えません
📶LINEMO
- 開通手続き(My Menu)
- APN設定
- iOS:構成プロファイルをインストール
- Android:自動設定(通常は不要)
- スピードテストで接続確認
3. デュアルSIM設定(5分)
⚙️iOS
- デフォルトの音声回線 → 楽天
- モバイルデータ通信 → LINEMO
- モバイルデータの切り替えを許可 → オフ
- テザリング → 楽天側で有効化
⚙️Android
- 通話に使用 → 楽天
- モバイルデータに使用 → LINEMO
- データの自動切替 → オフ
- テザリング → 楽天側でON
4. LINEアプリ最適化(5分)
- [ ] 写真の自動保存 → Wi-Fi時のみ
- [ ] バックアップ → 手動+Wi-Fi
- [ ] 大容量操作はWi-Fiで実施
5. 動作確認(3分)
- [ ] Rakuten Linkで発信/着信テスト
- [ ] LINEでトーク・音声通話・ビデオ通話(各15秒)
- [ ] テザリングON → LINE通信 → LINEMO利用量でカウント有無を確認
✅完了チェック
- [ ] 楽天で通話ができる(Rakuten Link)
- [ ] LINEMOでLINEが使える
- [ ] データ回線がLINEMOに固定
- [ ] テザリングが楽天で動作
- [ ] LINEの自動保存・バックアップがWi-Fi時のみ
- [ ] 自動切替オフが完了
すべてチェックできたら完了。月額2,068円〜で通話もLINEも快適です。
デュアルSIMのオススメ組み合わせを知りたい方はデュアルSIMおすすめ組み合わせ3選もチェック。
みんなの声

LINE通話
- SoftBank網(LINEMO)は昼休み帯でも比較的クリアとの声が多い
- イベント会場や地下は混雑の影響あり
ビデオ通話
- 標準画質なら安定
- 長時間・高画質は端末/回線状況に左右される
写真送受信
- 送受信は軽快
- バックアップや外部サイトは対象外でギガ消費しやすい
テザリング中
- 適用報告はあるが、環境依存の声も
- 自己検証→NGなら楽天回線へ切替が無難
📊実用性の目安表
機能 | できた | ギリ | 厳しい |
---|---|---|---|
トーク(テキスト/スタンプ/画像・動画) | ○ | 高解像度連投 | – |
音声通話 | ○ | 混雑帯で軽い遅延 | – |
ビデオ通話 | 標準画質○ | 高画質/長時間 | – |
アルバム/Keep | ○(Wi-Fi推奨) | 大容量操作 | – |
バックアップ | – | 手動+Wi-Fiなら○ | 自動/モバイル常時 |
テザリング中のLINE | △(要検証) | – | – |
記号の意味
- ○ = 概ね良好
- △ = 報告分散(要検証)
- – = 基本非推奨/対象外
FAQ(よくある質問)

- QLINEギガフリーは何が対象?
- A
トーク/音声通話/ビデオ通話など主要機能は対象。Live配信/スタンプショップ/ニュース記事/外部サイト/位置情報共有は対象外。対象範囲は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトで確認を。
- Qテザリング中もギガフリー?
- A
適用報告は多数ある一方、環境によってカウントされる声も。まずは短時間の自己検証を推奨。NGならデータ回線を楽天へ一時切替。
- Q写真・動画の送受信は?
- A
送受信自体は軽快。ただし自動バックアップや外部SNSへの共有は対象外で通信量が増えやすい。Wi-Fi時のみに設定を。
- Qかけ放題はどっちで持つ?
- A
通話は楽天優先(Rakuten Link発信で0円相当)。LINEMOはLINE通話中心で通話料を抑える運用が一般的。
- QLINEMO 20GBに上げるべき?
- A
LINE以外(動画/地図/クラウド同期)が常時多い場合のみ。そうでなければLINEMO 3GBのままが費用対効果○。10〜12GBを超えるなら楽天単独(無制限3,278円)も検討を。
- Q回線障害時の備えは?
- A
通話は楽天、連絡はLINE(LINEMO)と役割分散で影響を最小化。緊急時はデータ回線の手動切替を即実施できるようにしておく。
こんな人に刺さる/刺さらない

👍刺さる(相性◎)
- LINE中心の連絡:家族・仕事ともにトーク/通話を多用。
- 月3〜6GB程度:動画は軽め。Wi‑Fi併用が基本。
- 通話はRakuten LinkでOK:一般電話はLink発信が中心で問題なし。
- テザリングは“時々”:短時間のPC接続や出先の作業がある。
- 冗長性がほしい:障害時にもう一方へ切替できる安心感を重視。
👎刺さらない(相性△〜×)
- 動画サービスが主用途:YouTube/Netflix/ゲーム配信をモバイル回線で長時間。
- バックアップを常時回す:iCloud/Googleフォトなど大容量同期を日常的に実行。
- 長時間テザリング:PC作業をモバイル回線で何時間も行う。
- Rakuten Linkを使いたくない:通常発信が多くなる運用。
\LINEの主要機能は原則ギガフリー。対象外・条件は公式で要チェック/
\大容量や長時間テザリングなら“楽天一本化”も/
まとめ(判断の再提示+次の一歩)
ここまで料金・実用性・設定・FAQ・適合判断を見てきました。最後に結論を再提示し、あなたが今すぐ判断・行動できるよう整理します。

💡結論:この構成が最適な人
基本構成
- 主回線=楽天モバイル(3GB):通話(Rakuten Link)とテザリング
- サブ回線=LINEMO 3GB:LINEトーク/通話/ビデオに集中
- 月額2,068円〜、LINEの主要機能はギガフリー
こんな人に最適
- LINE中心の連絡(家族・仕事)
- 月3〜6GB程度、Wi-Fi併用が基本
- テザリングは時々(月数回、短時間)
- 回線障害時の備えがほしい
注意すべきポイント
- Live配信/ニュース記事/外部サイト/位置情報共有は対象外
- バックアップ(iCloud/Googleフォト)もギガ消費
- テザリング中のギガフリーは△(要検証)
🧩別の選択肢
楽天単独(無制限)がおすすめの人
- 月10〜12GBを常時超える
- 長時間テザリングが必要
- 動画視聴がメイン用途
→ 月額3,278円でシンプル運用
🌟次の一歩
まずやること
・直近3ヶ月の月間データ使用量、LINEの利用頻度、テザリングの頻度を確認。
3〜6GBかつLINE中心 → 楽天3GB + LINEMO 3GB
10GB超 → 楽天単独(無制限)
月額2,068円で、通話もLINEも快適な環境を——まずは現状把握から始めてみましょう。
他の組み合わせも比較したい方は、楽天モバイル×格安SIMの組み合わせ早見 もどうぞ。用途別に最短で選べます。