両親の「通話だけでいい携帯」、できればこの先も長く使いたいですよね。
でも3Gは、もう“どのキャリアでも使えない時代”に入ってきます。auは終了済み、ソフトバンクも終了済みで、最後に残るドコモも2026/3/31で終了。
うちも同じことで悩んで、実際に両親の回線を整理しました。そのときの手順と注意点をベースにまとめます。
3Gが終わると、古いガラケーはもちろん、設定次第では「通話できない」ことも。
カギは4GのVoLTE通話。
この記事では、ガラホ+日本通信SIMで、月額を抑えつつ“通話メイン”で使う手順を、名義の壁も含めてやさしくまとめました(祖父母など家族でも同じ考え方です)。
- 得する人:通話とSMSだけの親
- 損しやすい人:VoLTE OFFのまま放置/MNP名義がズレる人
- 次の一手:端末(VoLTE)確認→290/680決定→申込み
※申込み〜開通までの流れを先に見たい方は、こちらで手順だけ確認できます。
▶ 日本通信SIMの申込み手順(スターターパック利用の流れもここにまとめています)
親にスマホは不要?通話専用ケータイ(ガラホ)を選ぶ理由【3G終了・VoLTE】

両親の携帯って、実は「電話をかける・受ける」だけで足りることが多いんですよね。 それなのにスマホにすると、通話以外の要素が増えて、操作も料金もストレスも上がりがちです。
スマホは便利だけど、通話目的だと“困る入口”が増える
通知が消せない。変な画面が出た。設定が分からない。 こういう小さな詰まりが積み上がると、親も子も疲れます。 通話専用に寄せるだけで、そもそも困る場面が減ります。
3G終了で「古いガラケー」は通話できない時代に
昔のガラケーは3G前提のものが多く、3Gが終わると通話できない可能性があります。 だからこれからは「ガラケーのままでいい」ではなく、4G(VoLTE)で通話できる端末に置き換えるのが安全です。 ※VoLTE対応でも、設定がOFFだと通話できないことがあります(後半でチェック方法も紹介します)。
ガラホは“通話のための道具”としてちょうどいい
物理ボタンで迷いにくい。バッテリーも持ちやすい。余計なアプリや広告に触れにくい。 「電話に出る・かける」をストレスなく続けたいなら、ガラホは堅実な選択肢です。
【必要な人だけ】キャリアメールは先に移行
キャリアメール(@docomo.ne.jp など)を各種サービスに登録している場合、乗り換え前にGmail等へ変更しておくと安心です。
不安なら、子ども世代が一緒に確認してあげるだけで、乗り換えの失敗はかなり減ります。
次の章では、通話メインなら迷わない「290円/680円の2択」を、向き不向きでサクッと決めます。
通話だけならこれ:日本通信SIMのおすすめ2択(290円/680円)

親の用途が「通話がメイン(+SMSは認証用にたまに)」なら、迷うポイントはほぼ1つ。 毎月どれくらい電話するかだけです。
ここでは、選び方を「290円」か「680円」の2択に絞って整理します。 ※料金やオプションは変更されることがあるので、申込み前に公式で最新を確認してください。
月額290円:とにかく安く、通話は使った分だけ
「電話はほとんどしない」「月額を限界まで下げたい」ならこれ。
- 月額:290円(1GB付き)
- 通話料:30秒11円(使った分だけ)
- SMS:利用OK(受信無料/送信は有料)
目安として、月に10分しか電話しないなら、通話料は約220円。月額を抑えたい家庭の“ベース”になります。
月額680円:通話定額オプションで「予算が読めて安心」
「短い電話が多い」「通話料が膨らむのが怖い」なら、290円に通話定額を足します。
- 290円+通話定額(+390円)=月額680円
- 5分かけ放題:短い電話を何度もする人向け
- 月70分無料通話:まとまった通話をする人向け
親世代は“料金が読める”だけで安心感が増えます。通話が増えそう/請求がブレるのが不安なら、680円にしておくと相性がいいです。
徹底比較:月額・通話内容・向いている人
| プラン | 月額費用 | 通話の考え方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 290円(従量) | 290円〜 | 使った分だけ課金 | 通話が少ない/月額最優先 |
| 680円(5分かけ放題) | 約680円 | 5分以内が何度でも無料 | 短い電話が多い/定額が安心 |
| 680円(月70分無料通話) | 約680円 | 月70分まで無料 | 月に数回しっかり話す |
表の見方は簡単です。「通話が月10分以下なら290円」→「それ以上なら680円」が失敗しにくい選び方。迷ったら、まずは290円で始めて、請求が気になったら680円に切り替えるのでもOKです。
注意:通話品質は“普通の電話”でOK(専用アプリ不要)
日本通信SIMの通話は、専用アプリを使わず、端末の「電話」アプリでそのまま発信できます。 ガラホ運用でも、通話が目的ならシンプルに使えます。
次の一手:親の通話量をざっくり把握して2択に決める
最後にやることはこれだけ。
- 直近1〜2か月の通話量を、だいたいでOKなので確認
- 10分以下なら290円/それ以上なら680円
プランが決まったら、次は「子どもが契約・管理するなら名義をどうするか」でつまずきポイントを先に潰します。
日本通信SIMは契約後に名義変更できない:子ども名義が安心

ここ、先に押さえておくと後がめちゃくちゃ楽です。 日本通信SIMは契約後の名義変更ができないので、親名義で申し込むと「子が管理したいのにできない」状態になりがち。 通話専用でラクしたいなら、最初から“管理する人の名義”で作るのが正解です。
親名義で契約すると、あとで詰まりやすい場面
たとえば、こんなタイミングで「親の操作・本人対応」が必要になります。
- 利用状況や請求明細を確認したい
- プラン変更やオプション追加をしたい
- MNP・解約・SIM再発行などの手続きが必要になった
ここで毎回親にお願いするの、正直しんどいですよね。 最初から子ども名義にしておけば、子が一括で面倒を見られるのでストレスが激減します。
最初から子ども名義なら、管理が一気にスムーズ
子ども名義で契約しておくと、やれることが増えます。
- マイページで利用状況の確認、プラン変更、オプション管理
- 支払い・請求のチェック(「今月いくら?」がすぐ分かる)
- もしものトラブル対応(SIM再発行、MNP、解約など)
親は「電話ができればOK」。 子は「管理は全部こっちでやる」。 この役割分担が一番うまく回ります。
親の番号をMNPするなら注意:名義が一致しないと進まないことがある
親が今の番号をそのまま使いたい(MNP)場合、ここだけ要注意。 MNPは“転出元と転入先で名義の一致が求められる(または確認される)ケースがあるため、 「転入先は子名義にしたい」のに「今の回線は親名義」のままだと、手続きで止まることがあります。
迷わない結論:MNPするなら、先にキャリア側で名義変更
やりたいことがこれなら、順番は固定です。
- いま使っているキャリア(ドコモ/au/ソフトバンク等)で名義変更
- 名義が子になった状態で、子名義で日本通信SIMへMNP
この順にすると、手続きがスムーズになりやすいです。
キャリアの名義変更は「委任状」と「書類」でミスを潰す
名義変更は、準備さえできていれば難しくないです。 逆に、書類の記入漏れだけで二度手間になりやすい。
よくある落とし穴は3つだけ
- 原則は親子2人で来店が必要(※委任状で親の同行が不要になることも)
- 委任状の記入漏れ(特に日付・署名・押印まわり)が多い
- 親の本人確認書類(原本が無理なら有効期限内コピーが必要になることも)
ここは店舗で「どこを間違えやすいか」を先に聞いておくと、成功率が上がります。
支払いは子ども名義になる:家族内で“負担の形”だけ決めておく
名義を子にするなら、支払いも子のカード・口座に寄せることになります。 だから先に、これだけ決めておくと揉めにくいです。
- 毎月いくら渡してもらう?(定額)
- まとめて年1回精算?(ざっくり運用)
通話専用の目的は「ラクすること」。 支払いまで含めて先に決めておくと、運用が安定します。
ガラホで日本通信SIMを使う設定手順【SIM差し替え・APN・VoLTE確認】

ここは「実際に詰まりやすいポイント」を先に潰すパートです。 結論から言うと、ドコモ系のガラホ(4G・VoLTE対応)なら、基本はSIMを差し替えるだけで通話とSMSまで動くことが多いです。 ただし端末や設定によっては、APNやVoLTEでつまずくので、手順どおりにチェックしていきましょう。
基本は「ドコモで販売されたガラホ」ならSIM差し替えだけでOK
日本通信SIMはドコモ回線なので、相性がいいのはドコモ系端末です。 初めて格安SIMを触るなら、まずはここを選ぶのが一番ラク。
【例】
- AQUOSケータイ SH-02L(ドコモ)
- DIGNOケータイ KY-42C(ドコモ)
※SIMフリーのガラホでも動く可能性はありますが、設定項目が増えやすいので「最短で通話を使える形」に寄せるならドコモ系が無難です。
📱 AQUOSケータイ SH-02L(docomo)
通話専用として人気が高い、操作しやすい折りたたみタイプのガラホです。
docomo系のSIMにも対応しているため、日本通信SIMとの相性も良好。
📱 DIGNOケータイ KY-42C(docomo)
シンプルな操作性と耐久性に優れた人気の折りたたみガラホ。
docomo向け端末なので、日本通信SIMとも高い互換性が期待できます。
事前確認:SIMサイズは端末ごとに違う
多くのガラホはnanoSIMですが、一部はmicroSIMのこともあります。 購入前に端末の仕様(SIMサイズ)だけは必ず確認してください。
申込み時に迷ったら、サイズ変更しやすいマルチSIMを選ぶのが安心です。
手順1:SIMを差し替えて、通話ができるか確認
SIMを入れ替えたら、まずは通話から。
- 発信テスト(家族のスマホなどに1回かける)
- 着信テスト(逆にかけてもらう)
ここで通話が通れば、ひとまず大きな山は越えています。
手順2:VoLTEがONかチェック(通話できない最大原因)
3G終了後は、VoLTEがOFFだと通話できないケースがあります。 端末の設定に「VoLTE(4G通話)」がある場合は、ONにしておきましょう。
※機種によって表記は「VoLTE」「4G通話」「HD通話」など微妙に違います。
手順3:SMSもテスト(認証SMSのために重要)
通話の次に、SMSも確認します。
- SMSを自分のスマホ宛に1通送る
- 返事をもらって受信できるか確認
「通話はOKだけどSMSだけダメ」というケースもゼロではないので、ここまでやると安心です。
まれに必要:APN(アクセスポイント)の手動設定
SIMを差しても通信やSMSが不安定な場合、APN設定が必要なことがあります。
操作の流れはだいたいこの形です。
- 「設定」→「ネットワーク」→「APN」
- 日本通信SIMのAPN情報を入力(公式サイト参照)
画面や項目名は機種で違うので、APN値は日本通信SIMの公式案内を見ながら入力してください。
最後に:動作保証はないので「その場で確認→つまずいたら切り替え」が正解
※ガラホ端末の購入・SIM運用は、公式な動作保証がないため、どうしても“ご自身の判断”でのお試しとなります。 リスクを十分ご理解いただいた上で、ご自身に合った方法を選択していただければと思います。
ガラホ×格安SIMは、公式が端末ごとに動作保証しているわけではありません。だからこそ、最初に「通話が目的を満たすか」だけを短時間で確認するのがコツです。
- 通話
- VoLTE
- SMS この3点だけは、必ずその場でテストしてから運用に入るのが安全です。
「設定が分かりにくい」「入力に自信がない」と感じたら、無理せず家族が一緒に確認してあげてください。 それだけで失敗はかなり減ります。
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まとめ|親の通話専用ケータイは「月額を下げて、管理をラクに」が正解

ここまでの内容をまとめると、狙いはシンプルです。
親は「通話とSMSだけでOK」。 だからこそ、ガラホ+日本通信SIMでムダを削って、家計も手間も軽くするのがいちばん堅実。
通話だけなら「290円/680円」の2択で十分
通話が少ないなら290円。 短い電話が多い・料金を固定したいなら680円が安心です。
この2択に絞るだけで、「結局どれがいいの?」が消えて、迷いが一気に減ります。
子ども名義で契約しておくと、管理が一気にラクになる
親名義のままだと、あとでプラン変更・手続き・トラブル対応が毎回しんどくなりがち。 最初から子ども名義で作っておけば、 親は通話だけ/子は管理だけで役割分担できて、長く安定して運用できます。
3G終了に備えるなら、いま「VoLTEで通話できる形」に寄せる
古い3Gガラケーは、3G終了で通話できなくなる可能性があります。 ガラホに置き換えるなら、最後にVoLTEがONになっているかだけは確認しておくと安心です。
次の一手:まずは「端末チェック」→「申込み手順」の順で進めよう
最後に、やることはこの順番が失敗しにくいです。
- 使う端末が4G(VoLTE)通話に対応しているか確認
- 290円/680円のどちらで組むか決める
- 申込み〜開通の流れを見ながら、手順どおりに進める
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