- ギガ:PayPay決済(200円以上)回数に応じて翌月+1〜10GB
- 初期費用:契約事務手数料をPayPayポイントで実質還元
- 月額:PayPayカード割で毎月−330円/−550円
ワイモバイルへの乗り換えで「最大限に得する」答えは、2025年11月1日開始のPayPay決済連動ギガ増量を軸にした“三重取り”です。初期費用を実質相殺し、毎月の月額を自動削減。この3施策を組み合わせれば、通信費を大幅に圧縮できます。
ただし「割引ルールが複雑」「結局どれを優先すればいいか分からない」という壁が、多くの人を止めています。原因は各施策をバラバラに見て、日々の行動と結びつけられていないから。
本記事では、PayPayの”200円以上×回数”を日常に組み込み、ギガ増量・初期費用回収・月額削減を一本化する最短ルートを解説。生活パターン別の回数設計、落とし穴の回避策、受け取り忘れ防止まで網羅しました。
読了後には「何月に・何回・どう実行すればいいか」が明確になり、ワイモバイルの月額をブレなく最適化できます。
✅まずはシンプル3の料金と基本仕様をサクッと確認
まず結論:三重取りの全体像

三重取り=ギガ増量+事務手数料還元+カード割で“初期費用も毎月も”を下げる。
① ギガ増量(11/1〜)
- 条件:PayPay決済で1回200円以上
- 回数別付与:S=10回以上で+1GB、M/L=10回+1GB/20回+5GB/30回+10GB
- 受け取り:翌月にMy Y!mobile/My SoftBankで手動操作が必要
② 契約事務手数料 特典
- 申込時の手数料をPayPayポイントで実質相殺(出金不可)
③ PayPayカード割
- 通常カード:−330円/月|ゴールド:−550円/月
📊早見表:回数 → 付与ギガ
| プラン | 10〜19回 | 20〜29回 | 30回以上 |
|---|---|---|---|
| S | +1GB | +1GB | +1GB |
| M/L | +1GB | +5GB | +10GB |
⚠️よくある勘違い
- ❌ 199円×30回 → 対象外(1回200円以上が必須)
- ❌ 自動付与 → 翌月にアプリで受け取り操作が必要
- ❌ 月末忘れ → 受け取り期限あり、リマインダー推奨
施策①:PayPay決済で”翌月ギガ増量”

💰何が得?(結論)
月内の決済回数(1回200円以上)に応じて、翌月のデータ容量を+1〜10GB付与。
- Sプラン:10回以上で+1GB(固定)
- M/Lプラン:10回→+1GB、20回→+5GB、30回→+10GB
🧩条件とカウントの仕組み
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象の支払い | PayPayクレジット/残高/ポイント |
| カウント条件 | 1回200円以上(199円は対象外) |
| 回数集計 | 各月の決済回数で判定、翌月分のギガとして反映 |
| 対象期間 | 2025年11月1日開始、終了未定 |
✨️受け取り手続き(最重要)
翌月、My Y!mobile/My SoftBank アプリで受け取り操作が必要(自動付与ではない)。
✅ 受け取り忘れ対策
- スマホのリマインダーに「毎月末=ギガ受け取り」を登録
- Googleカレンダーで定期イベント化
- PayPayアプリに「今月の目標回数」をメモ
⚠️よくあるつまずき→回避策
| つまずきポイント | 回避方法 |
|---|---|
| 200円未満の決済が多い | コンビニで「おにぎり+飲み物」など定番200円セットを決める |
| 不自然な会計分割 | レジで嫌がられる→セルフレジを活用 |
| 対象外取引の混在 | PayPay公式の対象加盟店で事前確認 |
施策②:契約事務手数料特典(初期費用の実質相殺)

💰何が得?(結論)
申し込み時に発生する事務手数料をPayPayポイントで実質還元(出金・譲渡不可)。
🗂️対象手続きの代表例
✅ 新規契約/MNP転入/機種変更/番号移行/SIM再発行(※1)/譲渡(名義変更)/電話番号変更
※1:オンライン・電話は当面無料運用中=特典対象外。店頭で手数料発生時のみ対象。
📊比較表:店頭/Webの手数料と特典
| 手続き | 手数料(店頭) | 手数料(Web/オンライン) | 契約事務手数料特典の付与 | 実質負担の目安* |
|---|---|---|---|---|
| 新規契約 | 4,950円 | 3,850円 | 1,100pt(PayPayポイント) | 店頭 3,850円 / Web 2,750円 |
| 機種変更 | 4,950円 | 3,850円 | 1,100pt | 店頭 3,850円 / Web 2,750円 |
| 番号移行(MNP・ブランド間) | 4,950円 | 3,850円 | 1,100pt | 店頭 3,850円 / Web 2,750円 |
*「実質負担」は、手数料から付与ポイント相当額(1,100円)を差し引いた“目安”。ポイントは出金・譲渡不可。手数料は2025/8/20以降の改定基準、特典は「契約事務手数料特典(PayPayカード割加入)」に基づく。
⚠️付与の注意点
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 付与形態 | PayPayポイント(出金・譲渡不可) |
| 付与時期 | 手続き種別により異なる(マイページで進捗確認) |
| 併用可否 | 家族割など他割引との同時適用可(要確認) |
⚠️よくあるつまずき→回避策
| つまずきポイント | 回避方法 |
|---|---|
| 対象外手続きで期待外れ | 申込前に対象手続き一覧を確認 |
| 付与時期の勘違い | 付与予定日をメモ、遅延時はサポートに照会 |
✅ 【12/15までの例外】既存ユーザーの「2回線目」は事務手数料そのものが0円に
ここまで説明してきた「契約事務手数料特典」は、PayPayカード割に加入することで、3,850円の手数料のうち1,100円相当をPayPayポイントで実質還元する仕組みです。
一方で、すでにY!mobileを使っている人が 2回線目以降を公式オンラインストアから新規契約する場合、そもそもの事務手数料3,850円が0円になる期間限定キャンペーンが走っています。
- 対象:Y!mobile回線をすでに1回線以上持っている人
- 条件:My Y!mobileでログインし、公式オンラインストアから追加回線を申し込む
- 期間:2025年12月5日(金)〜12月15日(月)14:59まで
このケースでは、「契約事務手数料特典(PayPayカード割加入)」は適用されません。
つまり、
- 新規ユーザー:手数料3,850円発生 → PayPayカード割で1,100円相当をポイント還元
- 既存ユーザーが2回線目:手数料そのものが0円(カード割の“事務手数料特典”とは別枠)
というイメージです。
すでにY!mobileをメインで使っていて、「子ども用・仕事用・サブ機用にもう1回線ほしい」人は、この期間にまとめて動くと初期費用の削減インパクトが大きくなります。
対象はSIM/eSIMと、ワイモバイルが指定する一部スマホ端末です。対象機種の最新情報は公式オンラインストアで必ずご確認ください。
詳しい条件や対象範囲は変わる可能性があるので、申し込み前に必ず公式ページで最新情報をチェックしておきましょう。
👉 すでにワイモバイルを1回線使っている方は、2回線目の事務手数料が0円になる公式キャンペーンもチェックしておきましょう。
施策③:毎月の「PayPayカード割」(月額の継続値下げ)

💰何が得?(結論)
月額料金から自動で定額割引。家族カードも対象可。
| カード種別 | 月額割引 | 年会費 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 通常カード | −330円 | 無料 | まずはここから |
| ゴールドカード | −550円 | 11,000円 | 年間還元との兼ね合い要確認 |
🛠️適用条件と運用のコツ
✅ 支払い方法にPayPayカードを設定(マイページから変更)
✅ 申込月から適用開始(締め日により翌月適用の場合あり)
✅ ゴールドカードの損益分岐は→詳細記事で試算
⚠️よくあるつまずき→回避策
| つまずきポイント | 回避方法 |
|---|---|
| 支払い方法未設定で割引なし | 開通直後にカード設定を完了 |
| ゴールドカードで年会費負け | 損益分岐シミュレーション記事で事前確認 |
3施策を組み合わせる最短フロー
- 申込時:事務手数料特典の対象か確認(施策②)
- 開通直後:支払い方法をPayPayカードに設定(施策③)
- 毎月:200円以上決済を目標回数分実行(施策①)
- 翌月初:アプリでギガ受け取り操作(施策①)
💡 ポイント:②③は”初期セットアップ”で固定費を下げ、①は”毎月の習慣”でギガを上乗せ。
\端末もまとめてお得に。三重取り+端末特典で“四重取り”を狙おう/
申込み最短ルート(チェックリスト)

“初期費用→毎月割→ギガ受け取り”まで一筆書き。迷ったら上から順に実行。
Step0:事前確認(5分)
現在の回線
- ✅ MNP予約番号:ワンストップ対応キャリアなら不要(対応一覧で確認)
- ✅ 違約金・端末残債:現キャリアのマイページで確認
- ✅ SIMロック:端末がロック解除済みか確認(設定→SIM状況)
必要書類
- ✅ 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
- ✅ PayPayカード(通常 or ゴールド)
💡申込み前に料金/容量/割引の最終チェック → ワイモバイル|シンプル3完全ガイド
※オンラインで最短開通したい方へ:MNPワンストップの基本/対応キャリア/できない時の対処を先にチェック → MNPワンストップとは?
Step1:ワイモバイル申込み(15〜20分)
- 公式オンラインストアにアクセス
- 契約種別を選択(新規/MNP/ブランド間移行)
- プラン選択(S/M/L)
- 特典適用を確認:申込画面で「契約事務手数料特典」が表示されているか
- eKYC(本人確認)→配送先入力→申込完了
⚠️ 注意:申込時にPayPayカードを支払い方法に設定(カード割の取りこぼし防止)
Step2:開通・初期設定(SIM到着〜当日)
- SIM/eSIMを端末に挿入・有効化
- APN設定(自動設定 or 手動)
- 通信確認(ブラウザで任意のサイトを開く)
- 支払い方法の最終確認:My Y!mobile/My SoftBankで「PayPayカード」になっているかチェック
⚠️ 注意:支払い方法が未設定だとカード割が適用されない→開通当日に必ず確認
Step3:月次ルーティン(即日スタート)
目標回数を決める
- Sプラン:月10回以上(+1GB)
- Mプラン:月20回以上(+5GB)
- Lプラン:月30回以上(+10GB)
200円以上決済を習慣化
- 🏪 コンビニ昼食:おにぎり+飲み物(約220円)
- 🛒 スーパー週末:日用品を品目別に分割(セルフレジ推奨)
- ☕ カフェ・ドラッグストア:定番200円セットを決めておく
週1回チェック
- PayPayアプリ→利用履歴で「200円以上決済の回数」を確認
Step4:翌月の”ギガ受け取り”(忘れずに)
- My Y!mobile/My SoftBankを開く
- 「ギガ増量特典」→「受け取る」ボタンをタップ
- 付与完了を確認
✅ 受け取り忘れ対策
- スマホリマインダーに「毎月末=ギガ受け取り」を登録
- Googleカレンダーで定期イベント化
⚠️ 注意:受け取り期限あり→月末最終営業日までに必ず実行
クイックチェックリスト(実行時用)
□ PayPayカード(通常/ゴールド)準備完了
□ ワイモバイル申込完了(特典適用を確認)
□ 開通・初期設定完了
□ 支払い方法=PayPayカード(最終確認済み)
□ 月次目標設定:S=10回/M=20回/L=30回
□ 翌月「ギガ受け取り」をカレンダーに登録済み
⚠️よくあるつまずき→回避策まとめ
| つまずきポイント | 原因 | 回避方法 |
|---|---|---|
| ギガ受け取り忘れ | 手動操作を失念 | 月末リマインダー必須 |
| 199円決済が多い | 200円の壁を意識せず | 定番200円セットを事前に決める |
| カード割未適用 | 支払い方法未設定 | 開通当日にマイページで確認 |
| 対象外決済を誤認 | 加盟店リスト未確認 | 月初に対象店舗をチェック |
落とし穴と対策(罠→理由→回避フロー)

よくある”取りこぼし”を先回りで回避。実行前に必読。
罠1:199円×多数で”カウント0″
理由:ギガ増量のカウント条件は1回200円以上。199円は対象外。
回避フロー
- 月初に定番200円セットを3つ決める
例:コンビニ=おにぎり+飲み物(220円)、カフェ=コーヒー+パン(320円) - レジ前で合計確認→200円未満なら1品追加
- 週1でPayPayアプリ→利用履歴→月次回数をチェック
罠2:受け取り操作を忘れて無効化
理由:翌月の付与はアプリでの手動受け取りが必須(自動付与ではない)。
回避フロー
- スマホリマインダーに「月末最終営業日 18:00:ギガ受け取り」を登録
- My Y!mobile/My SoftBankのショートカットをホーム画面に配置
- 家族回線がある場合、家族にも同じリマインドを共有
罠3:対象外決済を積み上げてしまう
理由:PayPay請求書払い(公共料金・税金等)は対象外(※要確認)。
回避フロー
- 月初に「対象○/対象外×」リストを1枚メモ化
○ コンビニ、スーパー、ドラッグストア
× 請求書払い、一部の自販機 - 判断に迷う支払いは現地で確認→対象外なら別の小口決済へ切替
- PayPay公式の対象加盟店リストをブックマーク
罠4:PayPayカード割が始まらない
理由:支払い方法の未設定/適用開始月の勘違いが多い。
回避フロー
- 開通当日に支払い方法=PayPayカードへ変更(My Y!mobile/My SoftBankで即設定)
- 請求の締め日を確認→翌月適用になる場合はカレンダーにメモ
- 家族カード運用時は対象回線とカードの紐づけを再確認
罠5:ゴールドにしたが”年会費負け”
理由:月−550円の割引だけでは年会費11,000円を回収できないケースあり。
回避フロー
- まずは通常カード(年会費無料)から開始
- PayPay利用額が増えたタイミングで切替を検討
- 詳細な損益分岐点は→ゴールドカード試算記事を参照
✅1分でできる”月初の準備”チェック
□ 今月の目標回数を決定(S=10/M=20/L=30)
□ 定番200円セットを3つ決める
□ 対象○/対象外×リストをメモ化
□ 支払い方法=PayPayカード を再確認
□ 月末「ギガ受け取り」リマインダー登録済み
よくある質問(FAQ)

- Qどの月の決済が、いつの”ギガ”になりますか?
- A
当月の決済回数→翌月分として付与。
例:11月に20回決済(M/L)→12月に+5GB付与→12月中にMy Y!mobile/My SoftBankで受け取り操作が必要です。
- Q199円の決済を複数回すれば合算でカウントされますか?
- A
されません。1回200円以上の決済のみが1回としてカウント。
199円×10回=カウント0回です。
- Q家族カードでも「PayPayカード割」は効きますか?
- A
効きます。ただし対象回線とカードの紐づけ設定を必ず確認してください。
設定漏れで割引が始まらないケースが多発しています。
- Q途中でプラン(S/M/L)を変更したら付与はどうなりますか?
- A
A. 翌月適用時のプランに応じた付与ルールが適用されます。
プラン変更例 決済月のプラン 付与月のプラン 付与ルール(翌月付与時に適用) S → M S M/L M/Lの段階制(10回→+1GB、20回→+5GB、30回→+10GB) M → S M/L S Sの固定(10回以上 → +1GB)
- Q三重取りは同時に適用できますか?
- A
できます。役割分担は以下の通り
施策 タイミング 効果 ① ギガ増量 毎月の決済行動(1回200円以上×回数) 翌月のデータ量+1〜10GB ② 事務手数料特典 申込時(1回限り) 初期費用を実質相殺(1,100pt) ③ PayPayカード割 毎月自動(支払い方法をPayPayカードに設定) 月額−330円 or −550円
\SIMだけじゃない——端末の割引・ポイント・下取りで総コストを一気に最適化/
まとめ:三重取りで“初期費用も毎月も”を同時に下げる

ワイモバイルは、
① PayPay決済で翌月ギガ増量(最大+10GB)
② 契約事務手数料の実質還元(1,100pt)
③ PayPayカード割で毎月−330円/−550円
この“三重取り”で、初期費用と月額の両方を確実に削れます。
迷ったら、次の3ステップだけ。
- 支払い方法をPayPayカードに設定(通常 or ゴールド)
- オンラインで申込み(事務手数料特典の対象を画面で確認)
- 今日から「200円以上×回数」を生活に組み込む(S=10/M=20/L=30回の目安)
取りこぼし防止の合言葉は、
- 月末=ギガ受け取り
- My Y!mobile/My SoftBankで手動受け取りを忘れずに
— 行動のきっかけに —
- 今月から回数を作る → 来月、通信量に余裕。
- 申込み時に特典を押さえる → 初期費用を実質回収。
- 毎月はカード割 → 固定費がじわっと下がり続ける。
三重取りの準備が整ったら、公式オンラインでサクッと申込み。
あとは“200円以上×回数”を淡々と積み上げて、来月のギガを増やしましょう。



