「親にスマホを持たせてみたけど、操作方法が難しくて結局使いこなせていない」
「電話しか使わないのに、毎月の料金が高すぎる」
――こんな悩み、あなたの家でも感じていませんか?
実際、私の家でも同じ課題がありました。
スマホに不慣れな親世代にとって、本当に必要なのは“通話だけ”というケースも多いものです。
それでも、大手キャリアのままだと月々の支払いは高く、じわじわ家計の負担に…。
子世代がサポートしようにも、「名義変更や手続き、契約管理はどうすれば?」と不安もつきまといますよね。
そこで私がたどり着いたのが、「日本通信SIM」と「ガラホ(通話専用ケータイ)」の組み合わせ!
この方法なら、月額たった290円~で親のケータイ代を大幅に節約でき、しかも操作はガラケー時代とほとんど変わりません。
実際に両親の契約を見直したところ、docomo時代より月1,500円も安くなり、
「使い方が変わらないから全く困らない」
「もっと早くやっていればよかった」と親にも大好評。
料金はしっかり下がるのに、親の使い勝手や満足度はそのまま――
つまり、“親の負担や不安を増やさず、家計も守れる”=親孝行と家計防衛を同時に叶えられます。
さらに、子世代が名義を自分にして管理できるから、アプリで契約や利用状況のチェックも簡単。
パスワードや複雑な手続きが苦手な親でも、安心して任せてもらえます。
この記事では、
- 親のための“通話専用ケータイ”の作り方
- 具体的な料金プラン・端末選び
- 名義管理や契約時の注意点
を、体験談をまじえて分かりやすく解説。
「これから親の携帯を見直したい」
「親孝行も家計防衛も、どちらもあきらめたくない」
――そんなあなたのための実践ガイドです。
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なぜ今、親にスマホじゃなく“通話専用ケータイ”なのか?

スマホは「必要以上」に複雑&高い時代へ
親世代の携帯電話事情は、私たちが思っている以上に複雑!?
「電話をかける・受ける」本当に必要なのはこれだけ、という方も少なくありません。
しかし、スマホに変えてからは操作が難しくなり、月々の料金もじわじわ高くなってしまったという声が多く聞かれます。
高齢になるほど新しい機械へのハードルが高く、
「電話さえ使えれば十分」
「難しい機能はいらない」
という親御さんもたくさんいます。
実際、「ちょっと連絡したいだけなのに操作がわからない」「電話以外は使わないのに料金だけは高い」という悩みは、筆者の家でもありました。
日本通信SIM×ガラホなら“本当に必要な機能だけ”で十分
そこで注目したいのが、日本通信SIMとガラホ(=通話専用ケータイ)の組み合わせです。
この方法なら、月額わずか290円から通話SIMが持てるという圧倒的なコストダウンが可能!
さらに、「1GB+5分かけ放題」や「70分通話定額」が付いたプランでも月額680円〜で利用できます。
この料金で“通話SIM”が持てて、しかも無料通話がつく――これはキャリア時代には考えられなかったコスパの高さです。
通話が中心の親世代にとって、「料金は大幅に下がったのに、安心して電話ができる」というのは本当にありがたいポイント。
ガラホは親世代にこそ“やさしい選択肢”
ガラホはバッテリーが長持ち、物理ボタンで操作がしやすく、壊れにくいなど、シニア層にとって“使いやすさ”が最大の魅力です。
「電話に出る・かける」といった本来のケータイの役割を、余計なストレスなくしっかり果たしてくれます。
操作に迷ったり、余計な機能で困ることがないから、親御さんも安心して使い続けられます。
【注意】キャリアメールの移行は忘れずに!
ここでひとつ大切な注意点!
「キャリアメール(@docomo.ne.jp等)」は、格安SIMに乗り換えると基本的に使えなくなります。
銀行や病院、会員サービス、LINEなどでキャリアメールを登録している場合、必ず乗り換え前にGmailなどのフリーメールへアドレスを変更しておきましょう。
やり方に不安がある場合は、子ども世代が一緒に確認・移行をサポートしてあげると、親御さんも安心して新しい環境に進むことができます。
親世代に最適!日本通信SIMのおすすめプランはこの2つ

月額290円から“通話SIM”が持てる!必要最低限プラン
まず注目したいのが、月額290円で通話SIMが持てる圧倒的な安さ。
必要最低限の通話中心の利用であれば、通話料は30秒11円で済み、SMSも使えるため、通話と緊急連絡さえできればいいという親世代には十分な内容です。
「ほぼ通話しないから月の料金はとにかく抑えたい」というご家庭向けに最適です。
月額680円~無料通話オプション付きで安心
「毎月の通話時間はあるけど、料金は定額が安心」という場合には、1Gプラン(290円)に無料通話オプション(+390円)がおすすめです。
具体的には:
1Gプラン(290円)+5分かけ放題オプション(390円)=月額680円
→ 短時間の通話を繰り返しても安心
1Gプラン(290円)+70分無料通話オプション(390円)=680円
→ まとまった通話にも対応可
どちらのオプションも、キャリアと同等の通話品質(VoLTE)で使えるのが魅力。
※もちろん完全かけ放題オプションも1,600円であります。よく通話する方はこちらを!
徹底比較!月額・通話内容・向いている人
プラン | 月額費用 | 通話条件 | 向いている人 |
---|---|---|---|
通話SIM | 290円 | 30秒11円(従量課金) | 通話が本当に少ない人、ランニングコスト重視 |
5分かけ放題オプション付き | 約680円 | 5分以内の通話何度でも無料 | 短時間通話が多い/料金を抑えつつ定額希望 |
70分無料通話オプション付き | 約680円 | 月70分までの定額通話 | まとまった通話を月数回以上する人 |
選ぶ際のポイントは「通話頻度」と「料金の予測可能性」です。
通話中心の親世代には、「安心して何度でも無料で電話できる」環境は心のストレスも減るものです。
日本通信SIMの通話オプションの魅力
- 無料通話オプションは申し込み/変更がマイページで簡単に可能
- キャリアで高かった月額利用料がグッと抑えられる
- 通話品質は大手キャリアとほぼ同等
このように、「月額290円+通話従量課金」から「無料通話つき月額680円」まで、親御さんの使い方に合わせて柔軟に選べます。
子が契約・管理するなら、最初から名義変更しておくべき理由

日本通信SIMは契約後の名義変更ができない
まず大前提として知っておきたいのが、日本通信SIMでは契約後の名義変更はできません。
そのため、親名義で申し込んでしまうと、
- データ使用量の確認や請求明細の閲覧をしたいとき
- MNPや解約などの手続きが発生したとき
に、親本人の操作や対応が必須となり、子どもが代わりに管理することができなくなってしまいます。
最初から「子ども名義」で契約すれば、すべてがスムーズに回る
だからこそ、日本通信SIMを申し込むときは、最初から子ども名義で契約するのが正解です。
この形であれば、以下のようなサポートが簡単にできます
- マイページからのプラン変更、オプション追加、利用状況確認
- 請求内容のチェックや支払い方法の管理
- MNPやSIM再発行など、将来的なトラブル対応
親は操作を覚える必要がなく、子どもが全体をコントロールできる安心感が得られます。
ただし、MNPするなら「キャリア側での名義変更」が必要なことも
もし現在、親がdocomoやauなどのキャリアで契約していて、その番号を日本通信SIMへMNPする予定なら要注意。
なぜなら、MNPの際には契約名義が一致していなければならないからです。
つまり、
- 日本通信SIMでは子ども名義で申し込む
- でも今のキャリア契約は親名義のまま
という状態では、新規契約は出来てもMNPができません。
この場合、MNP前にキャリア側で名義変更をしておく必要があります。
キャリアでの名義変更は事前準備が肝心!実体験から
筆者もこのケースに該当し、MNP前にdocomoショップで親から子への名義変更を行いました。
このときに特に注意したのは以下のポイントです
①名義変更は基本的に「親と子の2人で店舗に行く必要」がある
- しかし、委任状を使えば親の同行は不要にできる
- キャリアショップで事前に専用の委任状をもらっておくと安心
②委任状は記入漏れがあると受理されない
- 実際に店員さんに聞いたところ、日付・印鑑・署名の漏れが非常に多いとのこと
- 筆者も委任状をもらった際に「どこを記入漏れ、間違えやすいか?」を事前に聞いておいたことで、トラブルなく処理完了
③親の身分証(コピーでも可)も必ず必要
- 原本が用意できない場合は、有効期限内のコピーを事前に用意
- 忘れると手続きができないので、チェックリストにしておくと安心
名義変更後は、支払いも子ども名義に切り替わる
名義を子どもにした場合、支払い方法も子ども名義のクレジットカードや口座に変更されます。
そのため、
- 支払いをどう分担するか?
- 後から親に返金してもらうのか?
など、事前に家族内で支払いについて話し合っておくことが非常に大切です。
「名義の壁」を最初に越えておけば、あとが楽になる
- 日本通信SIMは契約後の名義変更が不可=最初の契約が非常に重要
- キャリアからのMNPを予定しているなら、事前に名義変更しておく
- 委任状や本人確認書類の準備は、ミスを防ぐために店員に事前確認を取る
- 支払い方法の話し合いも早めに済ませておく
これらをきちんと押さえておけば、親のスマホやガラホ契約も子どもが安心して管理・サポートできる環境が整います。
ガラホで日本通信SIMを使う際の注意点と設定方法

基本は「docomo系ガラホ」ならSIM差し替えだけでOK
日本通信SIMはドコモ回線を利用しているため、docomoで販売されていたガラホ(VoLTE対応の4Gケータイ)なら、ほとんどの場合「SIMを差し替えるだけ」で自動的に認識し、そのまま通話やSMSが利用可能な場合が多いです。
【おすすめのガラホ機種例】
- AQUOSケータイ SH-02L(docomo)
- DIGNOケータイ KY-42C(docomo)
SIMフリーのガラホも増えていますが、「はじめて格安SIMを使う・設定に不安がある」ならdocomoブランドのガラホを選ぶのが最も安心です。
📱 AQUOSケータイ SH-02L(docomo)
通話専用として人気が高い、操作しやすい折りたたみタイプのガラホです。
docomo系のSIMにも対応しているため、日本通信SIMとの相性も良好。
📱 DIGNOケータイ KY-42C(docomo)
シンプルな操作性と耐久性に優れた人気の折りたたみガラホ。
docomo向け端末なので、日本通信SIMとも高い互換性が期待できます。
SIMサイズは端末ごとに違うので事前確認を
多くのdocomoガラホはnanoSIM(一部microSIM)に対応しています。
購入前に必ず「端末のSIMサイズ」を確認し、申し込み時は「マルチSIM」を選べば安心です。
まれにAPN(アクセスポイント)の手動設定が必要な場合も
ほとんどのdocomoガラホならSIM差し替えだけで使えますが、
APN(アクセスポイント)の手動設定が必要になることもあります。
APN設定が必要な場合は、
- 「設定」→「ネットワーク設定」→「APN設定」から
- 日本通信SIMのAPN情報を入力する(公式サイト参照)
もし設定画面が分かりにくい場合や、入力に不安がある場合は、無理せず詳しい家族・サポートに頼るのがおすすめです。
通話・SMSが正常に使えるか必ず動作確認を
SIM差し替えが終わったら、
- 通話(発信・着信)のテスト
- SMS送受信のテスト
を必ず実施しましょう。
家族や自分のスマホ宛に電話・メッセージを送り、問題なく使えるか確認できればOKです。
まとめ|親のスマホ代を、子が“賢く管理”する時代

通話だけなら月680円で十分
親世代の「電話だけ使いたい」「スマホは苦手…」という声に、日本通信SIM×ガラホの組み合わせは本当にぴったりです。
月額680円の1G+通話オプションを使えば、通話もSMSも安心して使えて、コストもグッと抑えられます。
ムダなスマホ機能を削ることで、親も迷わず“本当に必要なことだけ”に集中できます。
親も安心、子どもも負担少なく管理できる
最初から子ども名義で契約しておけば、管理やサポートもスムーズ。
支払い方法やプラン変更も子どもが一括して管理できるため、「親が手続きできない…」「パスワードが分からない…」といったストレスもありません。
親子のコミュニケーションも増え、トラブルが減ってお互い安心して使い続けられます。
スマホじゃない選択肢も“アリ”な時代へ
“スマホが正解”という常識だけにとらわれず、通話に特化したケータイで快適に暮らすのも、今の時代には立派な選択肢!
ガラホはシンプルで長持ち、操作も分かりやすいので、「スマホで苦労していた親」がもう一度“電話のある暮らし”を楽しめるようになります。
家計の見直しも親孝行も、「やってみてよかった」と思える――
そんな新しい“親子の通信習慣”を、ぜひ今日からスタートしてみてください。
後編では、「ガラホ+日本通信SIM」を“子世代・家族のサブ端末やテザリング用”としてもっと活用する方法を特集予定です。
副業やサブ回線、タブレット用のデータ運用など、“家族それぞれの使い方に合わせた節約術”を、実例を交えてご紹介します。
気になる方はぜひ後編もご期待ください!