スマートフォンは、生活に欠かせないツールの一つです。SNS、動画視聴、ゲームなど、さまざまな用途で使用します。
そんなスマートフォンは、価格帯により大きく分けて
- ハイエンドモデル
- ミドルレンジモデル
- エントリーモデル
の3つに分けられます。
ハイエンドモデルは、性能や機能が最も優れている反面、価格も高価です。最近は円安、物価上昇に伴い特に高騰しています。
逆にエントリーモデルは、価格が安価な反面、性能や機能が劣り、必要な機能が搭載されていない場合が多々あります。
ミドルレンジモデルは、ハイエンドモデルに比べて性能や機能は劣るものの、それでも十分に快適に使用できて価格も手頃です。そしてエントリーモデルよりも性能が高く必要十分な機能が搭載されています。
今回は、2023年最新のおすすめミドルレンジスマートフォン5選をご紹介します。
価格帯は5万円以下から7万円程度までと幅広く、性能や特徴もさまざまです。ぜひ、あなたに合った1台を見つけてみてください。
結論
おすすめの機種を先に言うと、下記の5モデルになります。
- Google Pixel 7a ・・・ Google Pixelの優れたカメラ性能を、お手頃価格で
- moto edge40 ・・・ 最新の機能とスペックを備えた、ハイスペックなミドルレンジ
- OPPO Reno9 A ・・・ 美しい写真を撮りたいなら、この1台
- Xperia 10V ・・・ 持ち運びやすいサイズ感と、充実の機能が魅力
- AQUOS sense7 ・・・ シンプルで使いやすい、安心の日本製
では、順に説明していきます。
Google Pixel 7a
2023年5月に発売されたGoogleの最新スマートフォン「Pixel 7a」
Pixel 7aは、Google製スマートフォンのハイエンドモデルである「Pixel 7」の廉価版モデルとして登場しました。しかし、その性能や機能は決して廉価版とは呼べないもので、コスパ最強のスマートフォンとして高い評価を受けています。

カラーは「Sea」、「Snow」「Charcoal」、「Coral」の4色です。
頭脳ともいえるSOC(以下SOC)はGoogle製の独自チップセット「Google Tensor G2」を搭載しています。Tensor G2は、Pixel7シリーズにも使用されているハイエンドのチップセットです。
AnTutuベンチマークの総合点数も70万点越えと非常に優秀です!!
メモリも8GBとミドルレンジスマホとしては十分なメモリ容量で、複数のアプリを同時に起動したり、ゲームをプレイしたりしても、快適に利用できます。
ストレージも128GBを搭載しています。これは、写真や動画をたくさん撮影する人でも、それなりに足りる容量です。
ディスプレイサイズは6.1インチと持ちやすいサイズですが、重さは193.5gと少し重たいかもしれません。
ワイヤレス充電(Qi対応)、防水防塵、おサイフケータイ対応と必要なスペックは揃っています。
アップデートに関しては、5年間のセキュリティアップデートと3年間のOSアップデートを保証されています。
Google One VPNというインターネット上の通信を暗号化して、プライバシーを保護する技術が無料で使用できます。
またカメラ性能がPixelシリーズの一番の強みで、ミドルスペックのなかでは群を抜いていると思っています。
Pixel シリーズは、Google独自のAIカメラ技術を搭載しています。この技術により、夜景や暗い場所でも、ノイズを抑えた美しい写真を撮影することができます。
またCMでもお馴染みの消しゴムマジックという機能が標準装備されており、写真に写っている不要な部分を、まるで消しゴムで消したかのように、自然に消すことができます。
価格はPixel7よりも約2万円安い約62,700円です。
ほぼハイエンドと同等の機能であればコスパ抜群だと思います。
moto edge40
2023年7月に発売されたモトローラの最新スマートフォン「moto edge40」
moto edge40は、モトローラ製スマートフォンのミドルハイモデルとして登場しました。
Google Pixel一強のミドルレンジスマホ市場に突如現れた対抗馬となりえるポテンシャルを秘めたスマートフォンです。

カラーは「イクリプスブラック」と「ルナブルー」の二色です。
SOCはMediatek製のDimensity 8020を搭載しています。ミドルスペックでこのクラスのSOCなら処理能力としては十分です。
AnTutuベンチマークの総合点数も70万点前後と非常に優秀です!!
メモリも8GBとミドルレンジスマホとしては十分なメモリ容量で、複数のアプリを同時に起動したり、ゲームをプレイしたりしても、快適に利用できます。
ストレージも256GBを搭載しています。256GBのストレージ容量はミドルスペックではなかなか存在せず、写真や動画をたくさん撮影しても、十分に足りる容量です。
ディスプレイサイズは6.55インチと大画面、リフレッシュレートは144Hzとゲーミングスマホ並みの性能になっています。それでいて重さは167gと軽量なのも魅力です。
ワイヤレス充電(Qi対応)、防水防塵、おサイフケータイ対応と必要なスペックは揃っています。
充電も68W急速充電にも対応しており、充電器、ケーブル、簡易的なスマホカバーが付属されています。
この3点だけでも買えば数千円になります。
アップデートに関しては、5年間のセキュリティアップデートと1回以上のOSアップデートを保証されています。
カメラ性能はF1.4の大口径レンズを採用した5,000万画素F値メインカメラ、1,300万画素超広角/マクロカメラ、3,200万画素インカメラを搭載しています。
光学式手ブレ補正もついているので手ブレを抑えてクリアな写真や動画を撮ることができます。
価格は約64,800円とPixel7aとほぼ同等です。
乗り換えで機種を購入すればさらにお得に購入することができます。
OPPO Reno9 A
2023年6月に発売されたOPPOの最新スマートフォン「OPPO Reno9 A」
OPPO Reno9 AはOPPO Reno7 Aの後継機として登場しました。機能自体はOPPO Reno7 Aとそれほど大差はありません。

カラーは「ムーンホワイト」と「ナイトブラック」の2色です。
SOCはQualcomm製のSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
SOCに関してはOPPO Reno7 Aと同様です。
現在このSnapdragon 695 5Gは色々なメーカーがミドルスペックスマホに搭載しています。
AnTutuベンチマークの総合点数も40万点近く普段使いには十分な性能です!
メモリが8GBとOPPO Reno7 Aから2GB増量されミドルレンジスマホとしては十分なメモリ容量で、複数のアプリを同時に起動したり、ゲームをプレイしたりしても、快適に利用できます。
ストレージも128GBを搭載しています。これは、写真や動画をたくさん撮影する人でも、それなりに足りる容量です。
microSD対応なので、128GBで容量が足りなくなれば最大1TBストレージ容量を増やせます。
イヤホンジャックも搭載されています。最近のミドルレンジは非搭載も多いので地味にありがたいです。
ディスプレイサイズは6.4インチと大画面、リフレッシュレートは90Hzと標準よりも滑らかな動きになり、重さは183gとディスプレイサイズにして持ちやすいです。
防水防塵、おサイフケータイ対応と必要なスペックは揃っています。
アップデートに関しては、明記されていませんが、36か月のシステム劣化防止機能を謳っているので3年のセキュリティアップデートは有ると思います。
カメラ性能は4,800万画素メインカメラ、800万画素超広角カメラ、200万画素マクロカメラ、と明るいところでの撮影なら十分な画質で撮影できます。
アウトイン同時撮影機能で自分と相手を同時に動画撮影できます。同時に撮影すれば思い出も楽しさも倍増ですね。
価格は約46,800円と上記2機種よりもお手頃です。
乗り換えで機種を購入すればさらにお得に購入することができます。
Xperia 10 V
2023年7月発売されたSONYの最新スマートフォン「Xperia 10 V」
Xperia 10 VはXperia 10 Ⅳの後継機として登場しました。カメラ、バッテリー持ちが進化しています。

カラーは「ラベンダー」、「セージグリーン」、「ホワイト」、「ブラック」の4色です。
SOCはQualcomm製のSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
SOCに関してはOPPO Reno9 Aと同様です。
AnTutuベンチマークの総合点数も40万点近く普段使いには十分な性能です!
メモリが6GBと上記3機種より2GB少ないですが、ミドルレンジスマホとしては十分なメモリ容量で、複数のアプリを同時に起動したり、ゲームをプレイしたりしても、十分利用できます。
ストレージも128GBを搭載しています。これは、写真や動画をたくさん撮影する人でも、それなりに足りる容量です。
microSD対応なので、128GBで容量が足りなくなれば最大1TBストレージ容量を増やせます。
OPPO Reno9 Aと同様にイヤホンジャックも搭載されています。
防水防塵、おサイフケータイ対応と必要なスペックは揃っています。
ディスプレイサイズは6.1インチと大画面、リフレッシュレートは60Hzと標準ですが、重さは159gとかなり軽量です。
アップデートに関しては、明記されていませんが、Xperiaシリーズの製品について、一般的に2年間のサポート期間を設けています。
カメラ性能は約4800万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラ、約800万画素の望遠カメラのトリプルカメラです。
最大倍率にすると流石に画質が粗くなりそうですが、ミドルレンジで望遠カメラがついているのはすごいです。
軽さと一緒にオススメのポイントがバッテリーです。5000mAhと大容量(4500mAh前後が一般的)で、使い方によっては2日余裕で使えるので、バッテリー持ち重視のあなたにはオススメです。
価格は約67,000円と少し高めですが、乗り換えで機種を購入すればお得に購入することもできます。
AQUOS sense7
2022年11月ちょっと前に発売されたSharpのスマートフォン「AQUOS sense7」
AQUOS sense7はAQUOS sense6の後継機として登場しました。

カラーは「ディープカッパー」、「シルバー」、「ブラック」、「フォレストグリーン」の4色です。
SOCはQualcomm製のSnapdragon 695 5Gを搭載しています。
SOCに関してはOPPO Reno9 A、Xperia 10 Vと同様です。
AnTutuベンチマークの総合点数も40万点近く普段使いには十分な性能です!
メモリはXperia 10 Vと同様の6GBですが、ミドルレンジスマホとしては十分なメモリ容量で、複数のアプリを同時に起動したり、ゲームをプレイしたりしても、十分利用できます。
ストレージも128GBを搭載しています。これは、写真や動画をたくさん撮影する人でも、それなりに足りる容量です。
microSD対応なので、128GBで容量が足りなくなれば最大1TBストレージ容量を増やせます。
OPPO Reno9 A、Xperia 10 Vと同様にイヤホンジャックも搭載されています。
防水防塵、おサイフケータイ対応と必要なスペックは揃っています。
ディスプレイサイズは6.1インチと大画面、リフレッシュレートは60Hzと標準ですが、
IGZO OLEDを搭載し最大表現色も10億色を誇り鮮やかな表示です。
重さは158gとオススメした機種の中では最軽量です。
アップデートに関しては、2025年10月までとなっています。
カメラ性能は5030万画素のメインカメラ、約800万画素の超広角カメラのデュアルカメラです。
望遠がなくなったのは残念ですが、ハイエンドスマートフォン「AQUOS R7」のカメラ技術を応用した画質エンジン「ProPix4」を搭載しているのは魅力です。
価格は5万円台とミドルスペックとしては標準的な価格です。
乗り換えで機種を購入すればお得に購入することもできます。
まとめ
以上5機種を紹介しました。
価格は乗り換えなどで購入すれば、2万円以内で買える機種もあります。
下記に機種の一覧表を作成しました。
項目 | Pixel 7a | moto edge40 | OPPO RENO 9A | Xperia 10 V | AQUOS sense7 |
---|---|---|---|---|---|
画面サイズ | 6.1インチ | 6.55インチ | 6.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ |
重さ | 193.5g | 167g | 183g | 159g | 158g |
CPU | Tensor G2 | Dimensity 8020 | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 6GB | 128GB |
ストレージ | 128GB | 256GB | 128GB | 128GB | 128GB |
バッテリー容量 | 4385mAh | 4,400mAh | 4500mAh | 5000mAh | 4570mAh |
カメラ | ・64MPメインカメラ ・13MP超広角カメラ | ・50MPメインカメラ ・13MP超広角カメラ | ・48MPメインカメラ ・8MP超広角カメラ ・2MPマクロカメラ | ・48MPメインカメラ ・8MP超広角カメラ ・8MP望遠カメラ | ・50MPメインカメラ ・8MP超広角カメラ |
価格 ※1 | 約62,700円 | 約64,800円 | 約46,800円 | 約67,000円 | 約50,000円 |
※ 赤文字は各機種のストロングポイントです。
※1 価格は買う店舗、キャリアによって異なります。
ミドルスペック機種はハイエンドのように、全て機能が搭載されているわけではありませんが、必要十分な機能は搭載されています。
各機種共に必要十分な機能にプラスアルファがあるので、重要視している機能が優れたあなたに合った1台を選んでみてはいかがでしょうか!!